メロンパンの恋の味

無性に…腹が立ってきた……


「あたし、帰るね…。」


これ以上、話してたら、本気で殴りそう…。


バックを手に取り、立ち上がり


「バカ徹。」


一言、そう言った。


「待てよ…。」


徹の低い声が、狭い休憩室の中に響いた…




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