天使の梯子~キミとボクの未来~
「よし、画用紙を張り合わせよう、朝美、お前も手伝ってくれよ」
「こら、修司、子供達の前で、お前て言うな!」
「健にぃ~いつからいたんだよ。」
「さっきからだ。とにかく、言葉使いには気をつけてくれよ。修司。」
「分かりました。健にぃ。」
「分かればよろしい。咲、唯、俺も一緒に画用紙を張り合わせいいかな?」
と、腰を下ろし
2人と同じ目線で話す健にぃ。
「うん、いいよ」
「いっしょに、かこう」
「ありがとう、咲、唯」
健にぃは、2人を抱きしめ
両脇に抱えたまま立ち上がり
グルグルと回った。