天使の梯子~キミとボクの未来~
たわいのない話しをしながら
朝美の家に着いてしまった。
「寄っていく?」
「うぅ~ん、いいや…また、今度ゆっくり時間がある時に寄るよ。もう、遅いしな。」
「そうだね。じゃあ、また、明日ね。」
「あぁ、明日な」
「バイバイ。」
「バイバイ。」
朝美が家の中に入る姿を見送ると
俺は、星を見上げ
ジーンズのポケットに手を突っ込み
もう、そろそろ帰って来ているであろう
健にぃとオレの部屋へと歩き始めた。