天使の梯子~キミとボクの未来~

昔から健にぃは、よくモテていた。

バレンタインの時なんか、家まで女の子が来た事もあって

お母さんと一緒にドキドキしながら

カーテンに隠れて見ていたっけ…。



後で、バレて凄く照れながら怒っていたけど。




「朝美…」

「うん、なに?」

「さっきから、なにニヤケた顔して…

なに考えているんだよ?」

「えっ!?ウソ!?秘密。」

「なんだそれ?まぁ~いいや…」


助かった。



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