天使の梯子~キミとボクの未来~
「だけどな…朝美…自分をこれ以上責めるな…
修司は、お前が車に跳ねられる姿を見たくなかったんだ…」
「……………」
「なぁ…朝美、お前も知っているだろう?修司の両親が事故で亡くなったこと…」
ズキン…
「修司は、もう二度と、自分の愛する人を失いたくないんだよ…
お前が、どれだけ、修司にとって大切な存在か…朝美…分かるよな…?」
コクン…
「なら、もう泣くな…泣くのは止めて、明日、修司のところに会いに行け、な、朝美。」
コクン…