天使の梯子~キミとボクの未来~

「よし、俺が言いたい事は、それだけだ…朝美は、悪くない…死ななかったんだ…お前が生きている事が、修司には、なにより大切な事なんだぞ…修司が生きていることが、朝美にとって、大切なようにな…」



「……うん……うん……うん…」



「そうか…じゃあ、またな、朝美。」


健にぃは、そう言うと、両手で、いつものように


あたしの頭をグチャグチャにして


帰っていった…





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