天使の梯子~キミとボクの未来~

そして…お母さんからも


「明日ぐらいは、ちゃんと行きなさい」と、何度も言われた…。



「あんたが行かないで、誰が修ちゃんのお世話をするの!?修ちゃんは、朝美の大切な人で、命の恩人なんだから、逃げないで、ぶつかりなさい!」っと……。



お母さんの言うとおりだ


健にぃの言うとおりだ…



逃げてはいけないって、分かっていたのに…


逃げてしまった自分が情けなかった…








重い足取りで、修司に会いに行った…。



だけど、修司は

いつもと同じ、いつもと同じ優しさで



あたしの事を、包みこんでくれた…





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