天使の梯子~キミとボクの未来~
オレは、朝美と一緒に病院を退院し
そして、タクシーで帰り、部屋の中に着いてすぐに
朝美を抱きしめ…唇を重ね
そのまま、オレの部屋に連れて行き
ベッドに押し倒した…。
「修司…駄目だよ…退院したばかりだし…それに…右腕…」
「大丈夫だ…こんなの痛くない…」
「修司…だ…」
何か言いかける朝美の唇に息をつかせる暇など与えない程…何度も、何度も唇を重ねた…
だが…さすがに、左手だけで、自分の体重を支えるのには、限界があった…
せっかく、朝美を抱きたいと、心から、朝美を求めているのに…
抱けない…自分が情けなく感じた…