天使の梯子~キミとボクの未来~
抱くのを諦め…
朝美から離れようとした時…
朝美が、体の向きを変えて、オレの体の上に、覆い被さる形になった…
「朝美…?」
「修司…やっぱり…抱いてほしいよ…ダメかな……」
「朝美…」
朝美は、オレから離れると、顔を真っ赤にしながら自分で自分の服を脱いでいった…。
「朝美…お前…」
オレは、体を起こし…裸になっていく朝美を見つめた…
目にたくさんの涙を浮かべながら
オレの右腕が痛まないように…
オレの服も脱がせながら
「本当に…ごめんね…痛かったよね…」って、何度も繰り返し言い続けた、朝美…