小悪魔†彼氏
「関係ないなんて・・・思ってる?」
「はッ・・・・??」
私の心は見透かされているの??
橘君は・・・だって、昨日・・・
あぁ!!
分かんないよッ!!!
こういうの初めてだし・・・
告白なんて夢にも思わなかったし・・・。
「橘君、優しいよ?絶対」
「優しい・・・・??」
「うん。okしちゃえば・・・?」
「・・・・考えてみる」
私は、橘君が好きになりかけてるのかもしれない。
ていうか・・・あの魅力に翻弄されない人はいないと思う。
すごい・・・・大人だもん。
私みたいなヒーローヲタクより・・・。
私はその日の昼休み、橘君を屋上へ呼んだ。
「先輩?何ですか?」
「あ・・・・橘君・・・」
「?」
「私ね・・・決めたの」
言え!!!言っちゃえ!!!
彼女にしてくださいって・・・。
「彼女に・・・して・・・?」