小悪魔†彼氏
S・・・・??
何かの技の名前???
「Sって・・・強い?」
「強い・・・?力?」
「うん!どんなヒーローかなって」
「ブハッ・・・バカだね・・・こういうことを言うんだよ」
「へッ!!!??」
いきなり制服のリボンを外された。
何?何なんだッ???
「Sっていうのは・・・いじめる方。ま、先輩はM。つまりいじめられると快感を得る人だね・・・?」
「そッ・・・・な・・・??」
「まさか、知らないとは思わなかったな♪」
「///ッ・・・」
「ま、今はいいよ。帰り・・・覚悟しておいてね?」
「きゃッ・・・」
また、体の力が抜けた。
初めて橘君と唇がくっついたときと同じ感覚。
柔らかい、温かい感触・・・
こんな事思うのは・・・私が「M」だから??
橘君は私のリボンを持って、屋上を去った。
「キス・・・・された・・・」
私はそのまま呆然と座ったいた。