小悪魔†彼氏
下車し、駅を出て、私の家まで送ってくれる。
「先輩、また明日」
「あ、うん。じゃーね」
「あ、先輩!!!」
私は玄関のドアノブに手をかけようとしたが、止まった。
「最後に・・・キスしてください」
「はぁ?///」
「ほら、早く♪」
「・・・・え」
本当・・・・??
私は少しずつ橘君に近寄る。
顔を近づけて・・・。
チュッ・・・・
「え・・・ほっぺ・・・??」
「・・・じゃ・・・じゃね!!」
ドアを思いっきり開け、中に入った。
無理だから・・・口なんて・・・。
「まだまだ子供だね・・・先輩」
そんなことを彼が言ってるのも気がつかなかった。