小悪魔†彼氏
そこには・・・・
「あ、先輩♪帰りましょ」
「あーうん。帰ろうか」
周りの視線イタイんだよぉ~~・・・。
恥ずかしいし・・・。
多分、私はほとんどの女子にガンとばされてるッ・・・。
下を向いたまま、学校を離れた。
「先輩?お家どこですか」
「ん?C町だよ」
「あ、近い♪電車乗って20分くらいですね」
「あーそうだねー。橘君は?」
「D町です」
「同じ方向だね」
橘君は、私が元気ないの察してくれたのか、笑顔で話してくる。
ていうか、原因はお前じゃ!!!って言ってやりたい。
明日から、私はどうなるんだ・・・・。
「家まで送っていきますから」
「えッ・・・いいよ!」
「女の子一人で家に帰すわけにはいかないでしょ?」
ニコッて笑って、私の手を握った橘君。
不意にもドキッてしてしまった。
さすが可愛い男子・・・格が違うな、格が(笑)
手を繋いだまま、家まで帰宅することに・・・