学園恋愛ネット掲示板【キューピッド】〜女子校のススメ〜
「え??……おぉ!!みーこ?」
みーこと呼ばれた女の子は私とは正反対の女の子だった。
髪も茶色く染まってて、ピアスだってしてるし、ミニスカートを履いて露出が高い。
それに、高さのあるヒールで充分高い背が更に高い。
「やっぱり凌だ〜!!久しぶり!!」
「久しぶりってこの前遊んだばっかりだろ?」
乱暴にみーこさんの頭を撫でる凌。
ズキっ
心の奥が痛い。
なんで?
「この前とってくれたぬいぐるみ、枕の横に並べてんだ〜」
「そっか、ちゃんと飾ってんだな」
あの子にも取ってあげたんだ。
……なんか痛い。
みーこさんは私の顔を見ると、凌に微笑みかけた。
「また新しい女?」
「ばーか。友達だよ」
「この前も違う女の子と遊んでたでしょ??」
……なにそれ。
確かに友達だけど、でも凌は、色んな女の子と遊んでて。
それだけ。
それだけなのに、こんなにも泣きそうになるのは、きっと、凌が彼に似てるからだ。
そうに決まってる。
ギュッと唇を噛み締めた。
「はいはい、みーことはまた今度遊んだげるから、今日は邪魔しないでね」
「絶対だよ〜??」