光の先にみえるもの…



「まあ、とにかく入れ。」


「は、い…。」



家の中は大きい割りに中にあるものは

物凄く少ない。


だからさらに家が広く感じる。


「で、名前なんてったけ?」

家の中を勝手に詮索してると

男の人が聞いてきた。


「あ、望月憂妃です。」


「そ。」


聞いてきたくせに反応が物凄く薄い。


「あ、俺は桐生千秋。ま、よろしくな?」


「は、はい。」



< 7 / 29 >

この作品をシェア

pagetop