森園伊吹と翔のデート
それから仲良くなったんです。
伊吹は思い出しながらフフンッ♪と鼻を鳴らして笑った。
不思議に思った翔は言った。
「…伊吹?」
「なんですか?」
「…なんか楽しそう。」
「はい。楽しいです。」
伊吹は屈託のない笑顔で言った。
翔はそんな伊吹を見てまた悩殺スマイル。
伊吹の胸はドキンッと跳ね上がる。
「…あれ、マンタ?」
「そうですね!行こうです。」
「…うん。」
伊吹は翔の手を引いて行った。