森園伊吹と翔のデート
翔は伊吹のほっぺに、触れたか触れてないか分からないぐらい優しいキスをした。
伊吹はそのことをやっと理解して、ほっぺに手をあてながら、真っ赤っかな顔で翔を見上げた。
「…俺からの本当のプレゼント。」
翔は伊吹に向かってちょっとほっぺを赤くさせながら、舌をペロっと出して悩殺スマイルを繰り出した。
そんな翔の顔を見て、顔の温度が急上昇する伊吹。
「ひっ卑怯ですぅ。」
伊吹は軽く泣きそうな声で言う。
そんな伊吹をキュッと抱きしめる翔。
< 20 / 21 >

この作品をシェア

pagetop