THE イケメン4兄弟-危険な同居生活-【完】
「來人、取り敢えず,まだ式の事とか何も決めてない・・あの親父の事だ。お前と柚姫が付き合ってるって知ってて、こんな事を言うのには意味があるはずだ」
李斗さんは、おじ様に何かあると言い出した
だけど、いったん走った來人の気持ちはおさまるわけでもなく
「もういいよ。柚姫、お前・・本当は兄貴が好きなんだろ??」
「え??」
胸が苦しい
「俺が柚姫を好きって言って付き合えて喜んで、そんな俺を見て笑ってたんだろ???」
なにソレ・・・・
何でそうなるの・・・・??
すると・・・
玲徒が椅子から立ち上がって、來人の胸ぐらをつかんで言った
「てめぇ・・ふざけんのもいい加減にしろよ??あ??柚姫がどんな気持ちでお前の事選んだか分かってんのか??柚姫がお前を選ぶ為にどんだけ悩んだか知ってんのか??」
玲徒はきっと・・・
奈々子と來人の事で悩んでた私の事を言いたいんだと思う
だけどやめて・・・
あれは気持ちを伝えられなかった私が悪いの
そして・・今も私が悪いの・・・・
だから・・・・・
「もうやめて!!!!!!!!!」
「柚姫・・・」
たまらず声を上げた