廃陸の旅団
「おかえりなさぁい。あらじゃりん子が増えてるじゃない。」
「はわわわわ……モンスター!?」
テッドの店へと戻ってきた一行。
迎えてくれたテッドを見てマールが叫ぶ。
でも誰も否定はしない。
「まぁ!!カムイくん怪我してるじゃないの。つば付けてあげるわつば。」
真っ赤なルージュをしいた分厚い唇からしたたる液体。
「いや、大丈夫ですから。やめ……やめてぇぇぇぇっ!!!!!」
カムイは心に立ち直れないほどの傷を負った。