廃陸の旅団
2人がジンの元へと戻ってくると、そこにはもうミノタウロスの姿はなかった。
突起した岩にもたれかかるようにしてジンは座っている。
「グリーン・スフィアは入手できず……か。これからどうするんだ?」
「ん?グリーン・スフィアならもらえたぜ。」
ジンが2人にスフィアを見せる。
「それってミノタウロスの?」
「いや。変種コカトリスのだそうだ。ミノタウロスが採って守っていたらしい。」
「そうでしたか。」
カムイとシルファはそのスフィアを見て、安堵の表情を浮かべた。
ジンはミノタウロスとの戦いで負った傷がひどく歩くのがやっとのようである。
「まずはジンの治癒が優先かな?とりあえず天空艇に戻ろう。」
カムイがジンの肩を持つと、シルファは頷いて亜空間を呼び出した。
突起した岩にもたれかかるようにしてジンは座っている。
「グリーン・スフィアは入手できず……か。これからどうするんだ?」
「ん?グリーン・スフィアならもらえたぜ。」
ジンが2人にスフィアを見せる。
「それってミノタウロスの?」
「いや。変種コカトリスのだそうだ。ミノタウロスが採って守っていたらしい。」
「そうでしたか。」
カムイとシルファはそのスフィアを見て、安堵の表情を浮かべた。
ジンはミノタウロスとの戦いで負った傷がひどく歩くのがやっとのようである。
「まずはジンの治癒が優先かな?とりあえず天空艇に戻ろう。」
カムイがジンの肩を持つと、シルファは頷いて亜空間を呼び出した。