廃陸の旅団
「はぁはぁ。やるね中将。ならこれはどうかな?『閃帝桜花』」
「一度目の前で見せた技が通用すると思うな『黒士無双-コクシムソウ-』」
カムイがフォースを放出しようとした瞬間。
漆黒の刄の斬撃が具象化しカムイに襲い掛かってきた。
孔気刀で受けとめると黒き斬撃はまるで、カムイの孔気刀を飲み込むかのように、すり抜けてカムイの左肩を切り裂く。
「ぐああっ。」
カムイの血があたりに散乱する。
右手で力強く左肩を抑えるが流血は止まる気配がない。
そんなカムイを見てニーガルは小さく笑った。
「一撃入れただけで勝ち誇ってんじゃねぇ。もう手加減はしない!!剣嶺・甲の巻『月雫の円』」
ニーガルの真下から無数の刄が生え襲う。
「ほぉ……これは。」
ニーガルは上空に回避するが刄の葬列はどこまでも追い掛けてくる。
「静止せよ『ゴーストテリトリー《厳冷の手向け》』」
ニーガルは超零度の冷気を放つ、降り注いだ冷気が刄に当たると、そのまま地面までもを一瞬にして凍らせてしまった。
カムイはニーガルの胸にマークをしようと近づく。
「ふふ。甘いねぇ。」
しかしニーガルのするどい蹴りが逆にカムイを捕える。
上空に蹴りあげられたカムイはなんとか空中で態勢を整える。
「くっそ。剣嶺・丙の巻『上弦の恵』」
カムイは刄を空中で具象しニーガル目がけて放つ。
「剣嶺まっこと素晴らしい技だよ。しかし今の君では持て余してしまっているね。『燕光神波-エンコウシンハ-』」
ニーガルが純白の剣を振るうと燕の形をした光が飛び交い、カムイの刄を悉く切り裂いていった。
「そ……そんな。」
耐え難い実力の差を見せ付けられ、カムイはその場に立ち尽くした。
「一度目の前で見せた技が通用すると思うな『黒士無双-コクシムソウ-』」
カムイがフォースを放出しようとした瞬間。
漆黒の刄の斬撃が具象化しカムイに襲い掛かってきた。
孔気刀で受けとめると黒き斬撃はまるで、カムイの孔気刀を飲み込むかのように、すり抜けてカムイの左肩を切り裂く。
「ぐああっ。」
カムイの血があたりに散乱する。
右手で力強く左肩を抑えるが流血は止まる気配がない。
そんなカムイを見てニーガルは小さく笑った。
「一撃入れただけで勝ち誇ってんじゃねぇ。もう手加減はしない!!剣嶺・甲の巻『月雫の円』」
ニーガルの真下から無数の刄が生え襲う。
「ほぉ……これは。」
ニーガルは上空に回避するが刄の葬列はどこまでも追い掛けてくる。
「静止せよ『ゴーストテリトリー《厳冷の手向け》』」
ニーガルは超零度の冷気を放つ、降り注いだ冷気が刄に当たると、そのまま地面までもを一瞬にして凍らせてしまった。
カムイはニーガルの胸にマークをしようと近づく。
「ふふ。甘いねぇ。」
しかしニーガルのするどい蹴りが逆にカムイを捕える。
上空に蹴りあげられたカムイはなんとか空中で態勢を整える。
「くっそ。剣嶺・丙の巻『上弦の恵』」
カムイは刄を空中で具象しニーガル目がけて放つ。
「剣嶺まっこと素晴らしい技だよ。しかし今の君では持て余してしまっているね。『燕光神波-エンコウシンハ-』」
ニーガルが純白の剣を振るうと燕の形をした光が飛び交い、カムイの刄を悉く切り裂いていった。
「そ……そんな。」
耐え難い実力の差を見せ付けられ、カムイはその場に立ち尽くした。