廃陸の旅団

腕から血が滲み出る。

「……そんなディバイン・プロテクションを破るなんて。」

この時、マールはまだ気付いていなかったのだ。

スクアロの結界の恐ろしさと、自分より遥か格上と対峙した時の消耗を。




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