廃陸の旅団

一瞬、アルファスの身が硬直するほどのプレッシャー。

そして速力。

「『黄昏の鎮魂歌』」

振るわれた剣が奏でる旋律が、生命を持たない無機物さえもを荒廃させていく。

「くっ『三身天球-サンシンテンキュウ-』」

3人が三角に並び、お互いのフォースを繋ぎ合わせ、巨大な盾を作り出す。

オスカーの術とアルファスの盾とが競り合う中、オスカーは気付かれることなくアルファスの背後を取るのだった。

「ジジイの技を使うのは初めてだな……終わりだ『龍王閃-リュウオウセン-』」








ドゴォォォォォッ!!!!








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