廃陸の旅団
ニ人の双剣士
ジンの入ったトンネルを抜けるとそこはアンバー・タワーの様な空間だった。
以前エターナル・スフィアを求めてタワーを襲撃した日。
あの日に戻ったかのような感覚におちいる。
数多の軍人を薙ぎ倒し、仲間達がスフィアを抱え戻ってくるのをジンは待っていた。
天空艇の前には門番であるホセという鎖鎌を持った大男が仁王立ちしている。
ほんの少したつと誰かが自分達のいる階へと上がってくる音がした。
人数は二人。
階段を上る気配や、かすかに感じる孔気の力からどちらもかなりの手練れであることが察すれた。
ホセと一人の男が戦闘を始める。
そしてもう一人はその間をぬいジンのいる階段へとやってきた。
短い金髪に金の瞳、カムイと呼ばれた少年の背後へとジンは移動した。
近くにくると尚更、この少年が只者ではないと感じた。
この少年を旅団に欲しい。
そう思ったのだ。
暖かく迎え入れるため勧誘を始めようとした時、もう一方の男がいとも簡単にホセを倒し、ジンとカムイの元へやってきた。
「こいつ只者ではない。」
両者が睨み合う。
すると周りの景色が歪みだし、ジンとその男ニーガルだけが違う空間へと飛ばされた。
以前エターナル・スフィアを求めてタワーを襲撃した日。
あの日に戻ったかのような感覚におちいる。
数多の軍人を薙ぎ倒し、仲間達がスフィアを抱え戻ってくるのをジンは待っていた。
天空艇の前には門番であるホセという鎖鎌を持った大男が仁王立ちしている。
ほんの少したつと誰かが自分達のいる階へと上がってくる音がした。
人数は二人。
階段を上る気配や、かすかに感じる孔気の力からどちらもかなりの手練れであることが察すれた。
ホセと一人の男が戦闘を始める。
そしてもう一人はその間をぬいジンのいる階段へとやってきた。
短い金髪に金の瞳、カムイと呼ばれた少年の背後へとジンは移動した。
近くにくると尚更、この少年が只者ではないと感じた。
この少年を旅団に欲しい。
そう思ったのだ。
暖かく迎え入れるため勧誘を始めようとした時、もう一方の男がいとも簡単にホセを倒し、ジンとカムイの元へやってきた。
「こいつ只者ではない。」
両者が睨み合う。
すると周りの景色が歪みだし、ジンとその男ニーガルだけが違う空間へと飛ばされた。