廃陸の旅団
リリーに傷を治してもらい、二人はまた奥へと進んでいく。

慣れない坑道散策に二人の体力は自然と消耗されていた。

しばらくするとまた、バツ印の書いてある地点に到着する。

「さっきと同じ作戦でいこう。」

現われた巨大なアンダーワームにまた切り掛かるカムイ。

するとあることに気が付く。

さっきのアンダーワームより少し大きくなっているのだ。

カムイが時間ををかせぎ、リリーが魔法で攻撃するのだが、一発では倒れてくれない。

同じことを三度繰り返してやっと倒すことができた。


「まさか奥に行くほど強くなるなんて、ゲームみたいなことないよな?」

「そんな、まさか。」

しかしカムイの予感は的中することとなるのだった。

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