廃陸の旅団
『ゴォォォォォッ』とすさまじいばかりの轟音が鳴り響き、辺りが揺れた。
風が止み、砂埃が治まると、カムイがリリーをかばうようにして孔気刀を構えて立ち尽くしていた。
「リリー無事か?」
「私は平気。でもカムイが!!」
乱気流が直撃したカムイの身体は無数の切り傷を負っていた。
服から血が滲む。
「オレは平気だよ。にしても……強いなマザー・ワーム。」
「さっきまでの幼虫とはレベルが違うわね。」
風が止み、砂埃が治まると、カムイがリリーをかばうようにして孔気刀を構えて立ち尽くしていた。
「リリー無事か?」
「私は平気。でもカムイが!!」
乱気流が直撃したカムイの身体は無数の切り傷を負っていた。
服から血が滲む。
「オレは平気だよ。にしても……強いなマザー・ワーム。」
「さっきまでの幼虫とはレベルが違うわね。」