神様に背いた二人
アタシは………、


「あ…。えっと…。はい。女です……。」


と、小さい声で答えた。

「信じらんない!いつからお子様趣味になったわけ!?マリオ!」


「オレの女に失礼なコト言うな。」


「だって!他にもキレイな子いっぱいいるじゃない!何もこんなお子様に行かなくても…」


「オイ!これ以上コイツのコト悪く言ったら怒るぞ。」


マリオの強い口調に女の人は、ビクッとなり、急に黙り込んだ。


マリオも演技ではなく、本気で怒ってる感じ…。


「お前にはもう用はない。帰れ。」


マリオがそう言うと、女の人はアタシを一睨みすると、きびすを返して立ち去っていった。
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