神様に背いた二人
そして、アタシはマリオに家まで送られた。


マリオも少し上がってお茶していった。


もちろん、ママと三人で。


マリオは、これからもいつでも連絡して…と言い残していった。


でも、アタシは連絡する気はない。


だって、一緒に飲んでしまったら、本音が出そうだ。

"抱いて"って……。



ホントはマリオの体温を感じたいよ。


でも、もうアタシには一生不可能なんだ。


だって、『近親相姦』…。

何で、アタシ達は血が繋がってるの…??


マリオ………。


アタシは涙で枕を濡らしながら眠りについた。
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