神様に背いた二人
そこには、パパがいた。

「リコちゃん!」


アタシはいきなりパパに抱きしめられた。


戸惑いながら、


「パパ??」


「いやー。嬉しいよ。今日から念願の娘と住めるんだからなぁ…。やっぱり、女の子はいいなぁ…。」


それを見ていたマリオが、

「父さん!いい加減、リコを離せよ!!」


怒り気味に言っている。

「はいはい。マリオもリコちゃんのコトを相当気に入ってるみたいだ。ハハハ。」


すると、ママが降りてきた。


「リョウさん、この荷物はこっちでいいの??」


「あ、ママ。そうだね。そこに置いてもらおうか。」

こうして、引っ越しが始まった。
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