虹色サイダー
小袖を脱いだお客人の身体は目を瞠(みは)るものでした……



って、それは俺が変態みたいじゃないか。


いやー、仕事はあれでも女の子ラブなんだけどなぁ。


それでもちょっとうっかり見惚れちゃうぐらいの美しさですな。



ただ肩に傷跡あり……と、結構大きな傷だな。



まあこの年になって男二人で家の風呂に入るとは思わなかったけど、仕方がない。


きっとシャワーとかシャンプーとか使えないだろうし?


妹は疑ってたけど、まあこれでちょっとは真偽がわかりそうな……



って、随分あっさり脱ぎますな。


そして予想通りだ、漢ですよ。


うーん、最近祭りぐらいでしか褌姿なんて見ないしねぇ。


ある意味新鮮、うん。



で、さらに眼福を得る……と。



いや、だから俺そっちのケはないんだけど。


でもこう来るか……うーん、正直俺も自信あるけどここまではなぁ……


 
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