虹色サイダー
「手前ぇはいつまで寝てる気だよ」
「は……?」
今朝もあっついなー、と階段を下りた朝七時。
いつもと何にも変わらない……筈が。
「叩き起こしに行ってやろうかと思ってたんだがなぁ」
廊下に何故か上半身裸のまま腕を組んでいる虎がいた。
そしてその表情はいつも以上に人を馬鹿にしたような、片眉が上がったもので。
もしかして……?
「えーと……あの……虎……?」
「あ゛?」
やっぱり!?
「あ」に濁点付けましたよ、この方は!?
起きて早々、嫌な汗が大量に噴き出してきた。
いつもなら私が起きる頃には庭で古い竹刀を振り回している虎なのに。
なんで今朝は朝虎のままなの!?
「は……?」
今朝もあっついなー、と階段を下りた朝七時。
いつもと何にも変わらない……筈が。
「叩き起こしに行ってやろうかと思ってたんだがなぁ」
廊下に何故か上半身裸のまま腕を組んでいる虎がいた。
そしてその表情はいつも以上に人を馬鹿にしたような、片眉が上がったもので。
もしかして……?
「えーと……あの……虎……?」
「あ゛?」
やっぱり!?
「あ」に濁点付けましたよ、この方は!?
起きて早々、嫌な汗が大量に噴き出してきた。
いつもなら私が起きる頃には庭で古い竹刀を振り回している虎なのに。
なんで今朝は朝虎のままなの!?