虹色サイダー
*補足*
前述の通り朝虎が出てくるのは十八帖以降。
そのときには思李は自分の気持ちを認めているのですが、このお話ではそういった雰囲気がありません。
…何故かというと単に朝虎に従順になる思李が思い浮かばなかったからです。
「朝虎でも構わない!」とか思うような子ではないというか…
なのでやっぱり本編には全く関係のない話になりました。
あと本編でもちょこっと出てきた継虎のお母さん。
本編では良さげな雰囲気で書き、こちらではあんなこと言わせましたが。
嫌な人ではありません。
ただ正室ではないといえ、柚木崎家に嫁ぎ男児を産んだ身として、息子を立派にしなければ、という武家の娘らしい人だったという設定です。
単に虎がそう思っていただけなのですが…あの言い方の裏を読み取って頂けたら幸いです。
いやしかし、素直な虎を書くのは楽しい反面、恥ずかしい気持ちもいっぱいでした。
くだらないおまけでしたが、お読み頂きありがとうございます!