続☆大好きなキミは芸能人!?
「紗耶香ぁ-ごめんね-」

「馴れ馴れしく呼び捨てしないで」


うん、それはわかるよ
紗耶香。


「あなただってあたしの事楓って呼んだじゃな~い」


「なによ、ぶりっ子なんかしても可愛くないのよば~か」


「ばかとは何よ、ばかとは!!」



ふたりの
睨み合いは続く


「ちょっ、紗耶香帰ろうよ!ほらもう4時じゃん!!ねっ?」


「もうこんな時間!?早くパフェ食べなきゃ♪」


あくまでも
パフェは食べるんだ…


「楓、席案内しなさい」

えっ-!!!?
ここで食べるの-!?


「はぁ~い、それでは
ご案内しまぁ~す」


楓ちゃんが
お尻を左右にふりながら
あたし達をなんとか
席まで案内する。


「こちらでぇ~す」


普通のデカイお店
だったら意見Boxに
苦情書くよ、


まぁ、こんな
ちっちゃい自営業っぽい
お店には意見Boxなんて
ないけど



「ご注文お決まりでしたらこちらのボタンをお押し下さぁい」


そう言うと
楓ちゃんはまた
お尻を左右にふって
レジに戻る。


「なんなのアイツ」


「だからバイトが一緒なんだって~」



「何がブスよ!!アイツだけには言われたくないわ!!!」


楓ちゃんだけには……
ねぇ…

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