続☆大好きなキミは芸能人!?
あたしはそのまま
逃げるように
学校を早退した。



マンションにつくと
入口の前にたくさんの
記者らしき人がカメラを
構えている。



ヤバイな…



あたしは直感的に
そう思った。


「あ、君が高橋美優さんだね?」


ひとりの記者が
あたしに気づいた。


「えっ!!あの子が!!?」


「マジかよ、おい写真!」


たくさんのシャッタ-が
眩しい。


「ちょっ、やめて下さいっ!!!」


たくさんの記者が
あたしの所へ押し寄せ
ひたすらカメラの
シャッタ-を押す。


その眩しさのあまり
あたしは顔を手で被う


「高橋さん!!あなたは
高橋翔平の芸能人生を
めちゃくちゃにした!!」


ひとりの記者が
意味不明な事を叫ぶ。



「君のせいで高橋翔平は仕事が激変している!」


「えっ?」


何言ってんの?
この記者。


そんな訳ないじゃん。



仕事に支障はないって
翔平言ってたじゃん。


< 81 / 104 >

この作品をシェア

pagetop