ケンカの果てに
南病院についた


そこには、右腕にギブスを付けて小川の肩を借りて歩いているカッズィがいた


『カッズィ・・・大丈夫か』


『ユウ。ごめんな。後ろからやられちまったよ』


おれは、いまにでも殴り込みに行きたかった

『おれが絶対、かたきを取ってやるからな』


『頼むぜ・・・。』

そう言って、手を握った


そこにジンが来た


『大丈夫か』


『当たり前だろ。おれらはこの町最強を目指すんだから、こんなとこで死ねないよ』

カッズィは笑って言った


『そうだな』
ジンが言う


おれも頷いた


『小川。カッズィを頼んだ。ジン、暴れに行くぞ』


『おう!』


こうして、鬼頭さんと約束した駅にジンと向かったんだ
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