間違いから始まった恋
「そんなんじゃ…」


「じゃあ、何よ!先輩の事があるから、自分の気持ち素直に認める事しないで、気付かないふりしてたんでしょ!」


「…がうよ…」


「いい加減認めたら?」
「…」

「好きなんでしょ?二階堂さんの事!気になるんでしょ!」


「この際先輩の事よりも二階堂さんの事考えてみなさいよ!」


「か 考えてるよ…だから、電話したんでしょ!」


「そんなの…ただ私に聞いて欲しいってか…認めなよって、言って欲しかったんでしょ!!」


「…」

「違うの?」

< 121 / 168 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop