マンガとアニメの話
パラレルワールドというのは、「この
現実世界に似ているが、それと並行して
存在する別の現実世界」ということで、

時間旅行者が歴史を変えたときに発生
するとされたり、

量子論で素粒子のふるまいを説明する
ための「多世界解釈」として言われたり
してます。

フィクションだと、第二次大戦で日本軍
がアメリカに勝つような「架空戦記」
ものもパラレルワールドと言えるし、

アニメ版とマンガ版の「エヴァ」や
小説版とアニメ版の「グインサーガ」の
ように、

設定やキャラが非常に似ているけど違う、
というような場合も、パラレルワールド
の関係とすることがありますね。

というか、僕の「ネコ専務シリーズ」
なんかはまさにこの地球のパラレルワー
ルドで、

ネコが二本足に進化して、東京に住んで
いたりします(笑)

このパラレルワールドの考えは、SFだけ
じゃなくて、論理学や哲学の方でも
真面目に考えられているようで、それを
「可能世界論」というようです。

はじめは「もし~だったら、~なのにな」
という仮定の場合を扱うときの思考実験
みたいな感じで、本当にパラレルワール
ドが実在するとはしていなかったよう
ですが、

パラレルワールドは実在する、と唱える
人もいて、それを「様相実在論」という
んだってさ。僕もよく知らんけど。



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