voice【完結】
赤城さんはその間にもキスをした。

何度も。何度も。


そんな。何度目かのキスで。

私の記憶が途切れた。




目が覚めると私は裸にひざかけがかけられていた。


背もたれなしのベンチを2つ並べたのが
ベッドのようになっていたけど寝心地は少々悪い。


ふと顔を上げると目の前に椅子に座った赤城さんがいた。



< 22 / 25 >

この作品をシェア

pagetop