voice【完結】
「赤城晃です。

私は総務関連の特に人事関係をしていて、デリケートなデータを扱います。


ただ、支社が多いからデータが膨大な上に毎日変わっていきます。

青葉さんにはそのデータ整理をしていただきます。

明日から大丈夫ですか?」


赤城さんは整理した書類を机の上でトントンと鳴らし、
私を見た。


まだ私はこの人に見とれている。


ううん、見とれているのではない。

声が耳に残る…


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