voice【完結】
なに、これ。


顔が、
耳が、
体が、
熱い…


赤城さんは少し驚いた表情を見せていた。

「すみません、そんなにびっくりされると思わなかったので」


「あ、あー、いえ。何でしょうか」


困ったような顔をしていたけどまたふわりと笑い出す。


「いえ、あまりにも集中していたから邪魔してはいけないと思いつつ、

つい声をかけました。


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