空 ~この思い貴方に届け~
《♪~♪~》

「はい」

《天音ちゃん?!》

電話の相手はおばさんだった。

「あっおばさん、翼まだ来ないんだけど知りません?」

《天音ちゃん・・・落ち着いて聞いてね?》

「?はい」

《翼が・・・トラックにひかれたの!!今すぐ中央病院にきて》

「すいません、中央病院まで」

私は、何も考えれなかった。

病院に着くと、翼はもう息を引き取った後だった。

即死だったそうだ。
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