空 ~この思い貴方に届け~
そんな生活をしていたら、いきなりチャイムが鳴った。

「はい・・・」

《ガチャ》

「天音!!」

《ガチャ!!》

私はすぐ閉めた。美空だった。

「天音。そこで聞いててね?」

いきなり美空は話し出した。

「いつまでもそんな生活してたらだめだよ。翼君に嫌われちゃうよ?」

「そんなこと話に来たの?」

「違うよ?天音が心配で・・・」

「大丈夫。もう自殺なんてしないから」

「そうじゃなくて、体の心配」

「何よ!!ほっといてよ」

「最近、気持ち悪いとか思わなかった?」

「・・・ある」

「ねえ?天音、生理・・・きてる?」

「きてない3ヶ月前から。」
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