生まれ変わっても私でいたい。
ママには心配ばかりかけていた。
ある時、部屋に居たら寝室に居るママからメールがきたことがあった
心を閉ざしてしまった娘へ
どうしたら心を開いてくれますか?
この家が嫌?色々嫌な思いさせてごめんね。
母より
家に居るのが嫌です
そうシンプルに返した
ママが部屋に来て、泣きながら謝った
別にいいから。
私はそれだけ。
きっと意地を張っていただけだった。
らんかを学校に送って、車から降りると
ふわぁっ ってらんかの表情が優しくなるの。
ママなんてバカだからさ、らんかが美味しい美味しい
って喜んで食べてくれたチーズケーキばっかり作っちゃうし、
どうしたらいい?
ごめんね…
ごめんね…
数日後、
いつも通り帰宅すると
わたしに予期せぬ一報が入った
その日はじいちゃんとばあちゃんの様子が違っていた
もうすぐ期末テストが迫っていた