メイドのお仕事
数日後。
私と利琥が付き合ってるって事が、全クラスに知れ渡った。
「どうゆう事!?二人が付き合ってるなんてっ!!」
「るせーな、どうせお前らこうなるって分かってたんだろ?」
「分かってた分、倍むかつくんだ」
「やだよー葉凪は僕のものなのに!」
祐樹に抱きつかれ、それを三人が引き剥がす。
「とにかく!これより…『美優とその他への復讐計画』を話し合う」
「やっぱ消すのが一番じゃね?」
利琥は面倒くさそうに言い放つ。
「利琥!そんな物騒な事言わないで!!」
かと言って、他に良い案は出てこない。
みんなが頭を捻らせていた時だった。
「みんな久しぶり!」
美優がやって来た。
まさに、噂をすれば…ってやつ。
「てめぇ…何しに来た」
みんなは美優を睨んでる。
もちろん、私も。
「もう止めようと思って!何か、くだらないし」
やめる…?
「は?」