キミとの時間



「大丈夫か??」


近くにあったベンチに座り、剣斗が背中を優しくさすってくれた



「な、なんとか…」



「お前が体力無いとは思わなかったわ」



「剣斗がありすぎなのよ!!」


「そうなのか??」


「そうなの!!」


「なぁ…弥來…」


「何??」


「……俺さ…」


「う、うん」


「そろそろ本気になろうと思ってるんだ」


「何に??」


「恋愛に」


「なんで??」


「好きなやつが全然気づいてくれないから」



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