キミとの時間




さりげなく言うべきだろうか…



でも、この事を言ってりっちゃんを傷つけてしまったら…



過去の記憶がわたしの中で渦巻いていた



そんなことを考えていたら、りっちゃんの声が聞こえてきた



「くーちゃーん!!山口くーん!!」



手を振りながらこっちにかけよってきた



「おっ、長谷川じゃん」



「心配したんだよ!! まぁ山口くんならきっとくーちゃんといると思ったけれど…」



そーいうと、りっちゃんは剣斗の耳にコソッと何か言っていた



なんだろう…



「何もねーよ! でも、宣言はしたぞ!!」



「本当に!? ならがんばれ!!」



「おぉ!!」



りっちゃんもしかして、剣斗を応援している??



なんで??




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