キミとの時間

「剣斗はなんの準備してんの?? 鉛筆と紙を持って…」



「文化祭でバンドを組んで俺が歌を歌うんだよ オリジナルの曲を歌うからそれの歌詞を考えているんだ」


「へぇ 剣斗がバンドねぇ…」


「お前、絶対に来い!!」


「何で命令形!? 気が向いたら行くわ」


「無理だな、矢口が絶対に来るしどのみちお前は来るのは確定だな」


「何で、有紗が絶対に来るって分かるわけ??」


「メンバーの中に貴史がいるからだよ」


「なら、わたしは有紗に連れてこられるから来るの確定ってわけか」


「そういうこと♪ 絶対にお前は俺に惚れるな!」


「それ絶対にないから」


わたしは即答で答えた


剣斗にわたしが惚れる??



あり得ない、あり得ない



もしわたしが剣斗に惚れたら、それは奇跡に近いことだな