キミとの時間




「ライブの時泣いてただろう??」



「……」



「俺が気づかないとでも思った??」



「……」



「俺、弥來以外ライブの見てなかったから」



目線があったのは、気のせいじゃなかったんだ…



「俺が最初に歌った歌どう思った??」



「気持ちがこもってたと思うよ…」



「誰に書いたかわかったよな??」



「さ、さぁ??」



苦笑いを浮かべて剣斗に言ったけれど、剣斗の顔はいつになく真剣な顔だった



「俺お前のこと…………」


「けっんとーーーー!!!」


ガバッと教室の扉が開き入ってきたのは…



「み、美麗!!??」



やっぱり、美麗さんだった…




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