キミとの時間



「少しだけ眠るつもりがだいぶ寝ちゃっていた…」


ふと携帯を見てみると着信が3件はいっていた

電話をかけてきたのは、弥來と剣斗だった

弥來は分かるがなんで剣斗が電話をかけてきたんだろう…

まぁシカトしておこう

だって剣斗と今は話したくないから

ベッドから起き上がり、弥來に再び電話をかけた



『もしもし』

「もしもし ごめんね 寝ちゃっていた」

『大丈夫だよ そう言えば用件ってなんだったかな?』

「剣斗のことなんだけど…」

『山口がどうかしたの?』

「なんかさ…また奥底にしまっていた気持ちがよみがえりそうなんだよね…」

『だから今日山口にあんなことを言ったんだね まぁうすうす気づいていたけど…』

「さすが有紗だね」

『まぁね♪ まぁ無理はしないほうが良いとあたしは思うよ』

「そうだね」

『時間はあると思うから、自分のペース考えていったら?』

「うん、そうするよ ありがとう」

『いえいえ』



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