秋の空を
「ねぇ大地くん、一緒に空を飛ぼうよ。」
気がつくと、風子ちゃんは元の大きさに戻っていた。
「飛ぼうって、僕には羽がないから無理だよ。」
僕が笑うと、風子ちゃんは
「大丈夫よ。」
と言い、僕の背中に手を当てた。
すると、なんと背中から薄い水色の羽が生えてきた。
「すごい…すごいよ風子ちゃん!」
「さぁ、お空を散歩しよう。
これが最後のデートよ。」
風子ちゃんは僕の手を引っ張り、勢いよく上に飛び上がった。
「うわぁっ」
びっくりしたけど、空に浮いているのがとても気持ち良い。
「あっ僕んちがあんなに小さく見える!
公園も!」
そして風子ちゃんと手を繋ぎながらあっちへ飛び、こっちへ飛び、下に下がってまた上がった。
風子ちゃんの持つ風車がくるくる回る。
僕たちは大好きな歌、お空のさんぽを歌った。
「おそらのうえをーランランラン♪
いっしょにとぼうよランランラン♪
たいようさんやーくもさんにー♪
ごあいさつしてーランランラーン♪
アハハハッ」
気がつくと、風子ちゃんは元の大きさに戻っていた。
「飛ぼうって、僕には羽がないから無理だよ。」
僕が笑うと、風子ちゃんは
「大丈夫よ。」
と言い、僕の背中に手を当てた。
すると、なんと背中から薄い水色の羽が生えてきた。
「すごい…すごいよ風子ちゃん!」
「さぁ、お空を散歩しよう。
これが最後のデートよ。」
風子ちゃんは僕の手を引っ張り、勢いよく上に飛び上がった。
「うわぁっ」
びっくりしたけど、空に浮いているのがとても気持ち良い。
「あっ僕んちがあんなに小さく見える!
公園も!」
そして風子ちゃんと手を繋ぎながらあっちへ飛び、こっちへ飛び、下に下がってまた上がった。
風子ちゃんの持つ風車がくるくる回る。
僕たちは大好きな歌、お空のさんぽを歌った。
「おそらのうえをーランランラン♪
いっしょにとぼうよランランラン♪
たいようさんやーくもさんにー♪
ごあいさつしてーランランラーン♪
アハハハッ」